シュールホフ/交響曲第4番・第6番   ウラディーミル・ヴァーレク指揮 

猫丸しりいず 第2回
シュールホフ/交響曲第4番・第6番 

ウラディーミル・ヴァーレク指揮
プラハ放送交響楽団 他 
(SUPRAPHON 112162-2031)
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ナチの強制収容所で非業の最期を遂げたこの作曲家。
ダダやジャズの影響を強く受けた初期の作品の
インパクトが非常に大きいのだが・・・

この人はそれだけでは語れない

そこで、この交響曲。 
  
シュールホフは生涯に6曲の交響曲を遺した。
このCDのライナーノーツによれば、
収容所で第7、第8の構想を練っていたらしいが・・。まず「第4」。
冒頭からナチの迫害に抗戦するかのような濃厚なマーチが延々と続き
(どことなく「ゴジラ」等の怪獣映画の音楽を連想させる)
「交響曲の様式美」みたいなものを期待する聴き手をア然とさせる。

ここでひるんではイケナイ。
続く「第6」は更に強烈で、度肝を抜かれる。
炸裂する金管のファンファーレ
異様に健康的なマーチ。

それでも
足りないのか
終楽章ではシャミッソーの詩による「自由への賛歌」の合唱が加わる・・
という調子で、全曲が猛烈にハイテンション
ヤケクソ気味の爆演を聴かせるこの盤の演奏が
また素晴らしく、手に汗握らせる。 

シュールホフは、
この2曲の演奏を生前耳にする事が出来なかったばかりか、
「自由」を目の当たりにする事も叶わず、この世を去った。
彼の心境を思いながらこれらの曲を聴くと、何とも複雑な想いが交錯する。
尚、この盤を含め、シュールホフの交響曲の録音は、
残念ながら現在入手困難なものが多いようだ。
関心のある方は、発見次第ゲットする事をお薦めする。 

最後に一言。

「シュールホフ死すとも、自由は死せず!」

diskunion新宿classic 猫丸

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