私のアナログ名盤~第1回ベルグルンド指揮/ヘルシンキ・フィルシベリウスSymNo.2

私のアナログ名盤          
~第1回    ベルグルンド指揮/ヘルシンキ・フィル    シベリウスSymNo.2


私の父は日本海で育ったためか、北欧の作曲家の作品やメンデルゾーン「スコットランド」等を愛聴していた。日本海はご存知の通り日照時間が短い。雪のちらつく冬の日などは少し北欧に似ているかもしれない。私も新潟で仕事していた時などは、雪景色を見ながら、シベリウス、ニールセン、グリーグ等のLPによく針を下ろしたものだ。
シベリウスの交響曲で最初に聴いたのはこの第2番。諸井誠氏の推薦でバーンスタインNYPから聞き初め、今では、バーンスタイン/VPO(DG)、C.ディヴィス/BSO(PHILIPS)、T.マン/ストックホルム・フィル放送SO(CAPITAL)等愛聴盤は少なくない。しかし、今は1986年のベルグルンド盤だ。バーンスタイン/VPOが楷書の趣なら、こちらは草書とも云える演奏。LIVE録音のような演奏だがスタジオ録音。かじり聴きだと単に即興的だが、通して聴くと確信に満ち構築力に優れていると気づく。曲頭の第一音から引き込まれ、時間が経つのが早く感じられる充実した内容。テンポもバーンスタイン/VPOの50分越えと比べると40分弱と最速の部類だ。第3楽章「vivacissimo=活発に、ごく速く」はバーンスタイン/NYPの「やられた」という機能美とスピード感が印象的だが、ベルグルンド盤は小気味よさにヘルシンキ・フィルのお国なまりが加わり、より楽しめる。テクニックがやや危く感じられる部分も音楽表現の一部と思えば気になる程ではない。最後の金管は、是程うるさくなく、しかしそれでいて是程内的高揚の充実した演奏を私は知らない。
                         ペンネーム:ブラック・バンダナール      
LP独EMI:EL7495111 国内盤CD番号:WPCS-23124 
録音:1986年12月



※こちらの内容は販売/買取には関係はございません。ご了承下さい。

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