シュトックハウゼン:ヘリコプター四重奏曲

☆猫丸しりいず第10回

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シュトックハウゼン:ヘリコプター四重奏曲  
アルディッティ弦楽四重奏団
(仏NAIVE MO782097)

今回のテーマも、前回に続き「乗り物と音楽」である。

前回予告した、究極の「乗り物系」楽曲。
それはこの「ヘリコプター四重奏曲」以外あり得ないであろう。
何しろこの曲、「ヘリコプターを描写した」とか「素材にした」などという
生やさしい曲では無い。

何と、四重奏団のメンバーが一人ずつ4機のヘリコプターに分乗し、
上空で 「合奏」する・・・という破天荒というか、
荒唐無稽と言う他ない楽曲である。

普通の作曲家なら、こんな曲「構想」しただけで
「何をバカな事を」と一笑に付されるのがオチである。
それを大マジメに作曲してしまい挙句に実演までしてしまう・・・・
そんな事が許されるのは、「誇大妄想の大家」
シュトックハウゼン先生だけであろう。
 
「大空」という究極に広い空間を使った、
まさに「究極のシアターピース」とも言えるこの曲。
悪天候下では演奏はムリだろうし、
1回演奏するにも莫大なコストが必要とされそうだ。

上記のような特異な作品であるがゆえ、この曲をCDで音だけ聴いても、
あまり意味が無いのかも知れないのだが、やはり「乗り物マニア」としては
看過するワケには行かない。この盤が出たのを機会に聴いてみる。

さて、結果は・・・・・・

ヘリコプターの「ブルンブルン」というローターの回転音から始まり・・・・

あとはもう抱腹絶倒の音響世界!
ウ~ン、ヤバすぎる

この曲・・・ イヤ~、弦楽器4名という限られた編成で、
こんな事まで出来ちゃうんですなー・・
 恐れ入りました、シュトックハウゼン閣下。
正直、この独特な世界を小生の駄文で描ききる事など到底不可能だ。

興味の出たアナタ。
早速聴いてみましょう!
 
しかし、ヘリコプターという多大な騒音、
振動が伴う乗り物で演奏する事は、地上の何倍ものエネルギーを要すると思われる。
アルディッティの皆様、お疲れ様でした・・・・

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